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2005年08月16日

●ひぐらし解の読後。

▼ひぐらし解、読み終えました。10時間ほどでした。

▼今回の話は全ての伏線、全部のシナリオに通ずる謎に一歩踏み込んだ内容でした。
言うなれば完全解答のためのヒント集とでも申しましょうか。
そのまま答えがある部分もあり、シナリオの構成にも矛盾はありません。
なので感想としては◎なのですが・・・。

~~~~~以下は壮絶にネタバレを含みます。未読の方は今すぐ帰れ。~~~~~

▼まず物語がいうなればcross†channelの世界観をそのまま持ってきたような話である事。
これならば確かに設問の4つの物語が似ているようで細部が違う点など矛盾無く説明出来ます。
が、その真相は悲しかった。一生懸命解こうとしていた自分がアホに思えてくるので。

▼また、梨花ちゃんともう一人(三四?)だけは時間軸が巻き戻っても記憶を失わない模様で。
これも悲しかった。そんなファンタジーの世界引き合いに出されては推理のしようも無い。
最初からこれは推理ゲームでは無い、ただの物語であるという事を教えて欲しかったです。
でないと「全ては現実世界にあるもの、ある場所、ある法則に基づいて構成されている」という
大前提を崩されてしまい、オヤシロ様の謎や圭一が感じた後ろの気配などの現実的解釈が
全て水泡に帰してしまいます。一生懸命考えたのに!何だそりゃ!って感じです。
いえ、お話としては非常に面白いので全然許せるレベルなのですけどね。

▼舞台設定がcross†channelに酷似していて、同じ時間軸を何度も巻き戻るという設定や
ラストのレナとの対決の演出の方向性がfateに似ていたり、(というか同じつってもいい)
作者様の影響を受けた作品が垣間見えてしまう点もちょっと僕には悔しかったです。
僕自身、日記もそうですが文章を考えたり、話を作るのが好きなタイプの人間ですので
極力何かの2番煎じにならないよう配慮はしているのですが、やはりどうしても似てしまう。
ここまで話題になれる作品を作れる実力を持ち合わせていれば、
舞台そのものの設定はさすがに無理でしょうが、対決シーンのfateとの酷似は
避けて通れる道であったと思うのですが・・・。(演出は担当が別なのかな?)

▼しかし。
今回のは舞台は実は時間軸が何度も繰り返される流れになってたというシナリオ全体の
バレを含んだ内容でした。その中の人物である梨花ともう一人だけが記憶を保持したまま
巻き戻れて、次なる惨劇、災害を食い止めようとしている。
これだけが現実には無い現象で、他が全て人の思惑、疑念、思念に基づき行動しているとすれば
まだまだ推理の余地は残されています。といっても、大筋の謎はここで明かされてしまったので
(ヒント程度ではありますが、誰でも気づけるレベルのヒントが出されます)
残りの細かい謎をプチプチと潰していけば全ての謎の解答は見えてくるでしょう。
しかし、僕はもうこの話を推理するのは止めました。下らない。時間の無駄です。
ただのお話、ストーリーと捉えて楽しむことにします。
そう考えれば僕の中では90点以上の中々他に無いほど、素晴らしいストーリーですしね。
次の作品が楽しみです。それまで僕が生存してればいいんだけどな。